寅次郎の喜怒哀楽    寅パパの多事争論 Ver.2

国際政治専攻の寅パパが、ん?と思ったら書いています!

マーケティング

ここ数年、寅パパは海外出張よりも国内出張の機会が増え、日本のあちこちに出かけるようになった。

日本の交通インフラはとても便利で、色々な手段が検討/選択できる。高速バスpict:busだって、タッチパネル式券売機で座席指定の前売りチケットが買える。これは世界に対して誇れる実績だ。

だが不思議なことに、寅パパは国内出張だとなぜか出張前日からドキドキしてしまう。勝手を知らないからなんだろうけど、アレコレ心配になってしまうのだ。むしろ、前日の上海出張の方が全然気楽。なんの緊張もない。

慣れって恐ろしいpict:run

さて本題に。

それは春先に御殿場へ出張した時の話。

ちょっと時間ができたので、富士山を眺められる公園に案内してもらった時のこと。

『御殿場にはアウトレットもあり、日本旅行のゴールデンルート上だからたくさんの中国人観光客が来て、入場無料のこの公園も来園者数がスゴいんですよ!』との説明を受けた。ふむふむ。

そうなると、星の数ほど市場視察をこなしてきた寅パパは、自然とアレコレチェックを始める。あぁ、これも長年の習慣なり。

そこで見つけたのが今日の写真。

玉米湯⇒コーンスープpict:ufo

紅豆濃湯⇒おしるこpict:ufo

バーン!と目に入る不思議な漢字。そしてこれほどまで大胆な商品構成の自販機は、生まれてこのかた見たことがない。缶コーヒーが1つもない。逆に偉そうに1.5列もコーンスープが並んでいるなんて。おしるこが0.5列並んでいるだけでもスゴいけど。

他にも、世界に誇れるアニメを味方に付けた商品投入、漢字や図柄で見易いパッケージのアイテム選択。これこそピンポイントのマーケティングである。寅パパはこういうのが好きだ。

珍百景に出したいくらい。

勿論、一日あたりの売上が気になって仕方がなかった。

寅パパ