今月に亡き義父の三回忌を控えていたのに、
義母はその後を追うように突然他界した。
娘二人は既に他家へ嫁いでしまっているわけだから、
つまり、一つの家庭が幕引きを迎えたことになる。
何から手を付けたら良いか途方に暮れてしまうほど、
それはそれは多くの手続きが山積みである。
それらを一つ一つクリアにしていかなければならないのだが、
その行為は例えて言うならば、
思い出がたくさん詰まった一軒の家を、深い感謝の念を以て、
傷を付けないよう大切に解体していく行為に近いような気がしてならない。
少子高齢化が叫ばれている昨今、
一人暮らしのお年寄りは多いはずである。
親子が別々に暮らしている場合も多いかと思う。
これは寅パパの独り言だが、願わくば是非、
家族で十分話し合った上で、
万が一の場合の対応について決めておくことが大切なのではないかと思う次第。
皆一様に理解している。
誰のためでもない、家族のために他ならないことなのだから。
寅パパ