テレ朝で放映している『警視庁捜査一課９係』というドラマ。暇だからポケ〜っと見ていたんだが、寅パパ的にはあまりにも看過できない内容だったので、敢えて一言書く。
このドラマ、今夜が最終回だったそうだが、その脚本内容がいただけない。なぜなら、最高裁で昨日判決（控訴審判決破棄差戻し）が出た山口県光市母子殺人事件を意識させていることが見え見えだったからだ。
ドラマの中で母子が殺害されていること、最高裁に死刑の自判をさせていること。少ない共通点だが、局側がGOサインを出した背景は明らかであろう。
昨日の最高裁判決では残念ながら『自判』は無く、控訴審判決破棄差戻しだったが、もし死刑が宣告されていたとしたら？・・・と考えると、テレ朝の判断は、社会通念上断じて許し難いものであると言わざるをえない。なぜなら、事実として罪もない２人の貴い命が奪われてしまっているのだから。
現実の裁判はさらに時間がかかることが決まっている。
寅パパ
