寅次郎の喜怒哀楽    寅パパの多事争論 Ver.2

国際政治専攻の寅パパが、ん?と思ったら書いています!

大切な人

寅パパは今夜、最も尊敬している最高の先輩の慰労会で受付の仕事をした。旧い考えかと思われるだろうが、寅パパにとっては涙・・・涙の最後の公式なご奉公だった。感無量だった。
寅パパの亡き祖父と父はかつて厳しくこう言った。
『人生には三人の父がいる。一人は生みの父親、もう一人は学問の父。さらに重要な仕事の上での父親がいる。』とね。
実父を早くに亡くし、中途採用でお堅い会社に入っちまった寅パパにとっては、その御方は、私にとって父親代わりの大切な人。一挙手一投足からお手本だった。
皆に愛されたその御方は、今日現役を完全に引退した。
『彼が会社を去ったら、自分も会社を辞める』と公言し、それが当然の道だと思っていたが、彼と相談した結果、もう少しだけ働いてみようと思うことにした。
でも、違う畑に行くつもりだけどね。
寅パパ