寅次郎の喜怒哀楽    寅パパの多事争論 Ver.2

国際政治専攻の寅パパが、ん?と思ったら書いています!

羊蹄丸

東京の船の科学館に係留・展示されている

昔の青函連絡船・羊蹄丸が『売り』に出ているという。

知らなかった・・・。

売りに出たそもそもの理由は、

科学館自体が臨時に閉館することも大きな要因だが、

年間の維持費約3000万円が賄えないという。

そして遂に譲渡については『無料』になったらしい。

新聞報道によれば、

船自体はエンジンが外されているものの、

海に浮かべて使用することは十分可能なんだそうな。

(今朝のTV報道ではなぜかエンジンが付いていた)

ならば寅パパ的な提言が一つ。

東日本大震災を教訓に、

ここはひとつ災害救難拠点船にすべく、

国が引き取り日赤に管理を委託してはどうだろう?

日赤が相応しくないのなら、

海上保安庁とか海上自衛隊でダメなんだろうか。

引き取って以後は、

船内は救命救急医療態勢を中心に必要な機器を整備し、

エンジンの代わりに自家発電・太陽光発電設備

及び蓄電設備を備える。

勿論、ヘリポートも必要だ。

どうやって使う?

現場には今回の原発対応で登場した巨大フロートと同様に、

タグボートでちゃんと曳航して使用すれば良い。

解体するのはモッタイナイ!

要は「決断」だ!

やる気だ!

国家がその位の事を出来ずにどうする。

ロシアの船を巧妙に買い取って空母にした

どこぞの国の方が遥かに逞しいよ。

寅パパ