集団的自衛権について大騒ぎしている。
寅パパとしては、あくまで私見だがそれは致し方がないことだと考える。
なぜか?
余りにも平和な時代が長く続いた幸せな中で、急激に周辺事態が変わり、政府が無理に追いつかせようとしているからに他ならない。それは文民統制の難しさを物語る。
有事とは、必ず相手がある。その相手は、自分達が思うような動きを採る保証はない。企図した動きが殆どであり、それに対して、国家の主権をどのように守るかという手段は、速やかに決める必要がある。それが抑止力になる可能性も高いからだ。
集団的自衛権に反対する国民は『血を流させるのか!』と言う。
自衛隊の関係者は『不安がある』と言う。
一歩突っ込んだ集団的自衛権。
その前提には『殺人訓練』がある。これは警察権の行使では難しい。ならば自衛隊は?と見ても、今の日本にはそのスキルが乏しい。
必要最低限の集団的自衛権の行使を可能にするのであれば、本格的な殺人訓練が伴うことを、国民は、そして自衛隊員は理解すべきである。
そこにギャップがある以上、大騒ぎするのは当然じゃないかい?
最後に書いておく。
『憲法解釈変更を取り下げろ!』と言うのも痛いほど理解できるが、そんな甘い国際関係ではなくなっているということを、先に考えるべきである。さらに、自衛隊員の意識にも大きな違いがあることも忘れてはならない。
寅パパ