寅次郎の喜怒哀楽    寅パパの多事争論 Ver.2

国際政治専攻の寅パパが、ん?と思ったら書いています!

安全島

お疲れさまです。寅パパです。

お天気が下り坂ということで、早めに散髪に行って、録画していた番組を観てます。

今日は玉置浩二のシンフォニックコンサートin香港。

実に懐かしい。

寅パパが北京留学時代、大陸でも香港でも、安全地帯は物凄い人気でした。その理由は、玉置浩二さん本人の歌唱力もさることながら、マイナーコードの憂いが中国及び香港では大ウケで、後に多くの歌手が現地語でカバーしました。

誰も知らないでしょうけど、安全地帯が人気になった要因として、グループ名も一役買っています。

道路の真ん中にある安全地帯。中国では『安全島』と言います。これを普及させたのは、かの周恩来総理だからです。

ある日、長安街を車で通った周恩来総理の前を、一度で長安街を渡りきれない老婦人が歩いていました。当時は、国の指導者の車列を優先させていません。すると周総理は『これは大変危ないから、真ん中に中継地点を設けなさい』と言い、長安街に最初の安全島ができました。

当時、民主化を求めた大陸の人々と香港人。大衆に寄り添った周恩来総理を重ね合わせたのかもしれません。

寅パパ