寅次郎の喜怒哀楽    寅パパの多事争論 Ver.2

国際政治専攻の寅パパが、ん?と思ったら書いています!

政治体制と危機管理体制

お疲れさまです寅パパです。

新型コロナウイルス狂想曲の結果、経済があきらかに停滞しています。でも、過剰だった部分や無駄だった領域を見極める絶好の機会でもあるのですけどね。

さてさて。

表題の観点から一言。

新型コロナウイルスは、その名の通り『ウイルス性』なのであり、『菌性』ではないのですから、過日記載したように、個々人の免疫力が重要になります。しかしながら、これまで甘過ぎる過保護な生活が続いた一般的な日本人にとって、『急に免疫力を向上させよ』と言っても、それは容易ではないでしょう。

政治体制から考えた場合、民主主義下に於いては、個々人の利害が複雑に絡み合って対策が遅々として進まず、その上、過度な強制力を伴う対応は困難を極め、後手後手になってしまう。一方、逆に社会主義下では『右向け右』が大きく効果を発揮します。実に皮肉なことですが。

しかしながら実際はの疫病対策は政治体制の違いではなく、危機管理体制の違いに顕著な差が生じます。

日本の与野党は、恐れることなく躊躇することなく、一定の妥当性ある強制力を行使する努力を惜しむべきではないと感じます。それこそが『政治の責任』なんだと認識すべきです。

寅パパ