お疲れさまです。寅パパです。
さてさて。
先日、実に深刻な報道を目にした。それは『宮城県内の飲食店 11月までに休廃業400店以上』というニュース。
タイトルだけでは、受け止め方も人それぞれになってしまうと思うが、そのうちの8割相当が仙台市内と聞けば、驚かずにはいられない。飲食店は、寿司屋を考えてもわかるように『少量多品種』の最たる事業であり、インパクトは相当なものだっただろう。
多くの飲食店は、政投銀や政策金、或いは民間金融機関からコロナ対策特別融資を受けていた筈だが、借入後の経営環境が悪化の一途を辿ったのであれば、特別融資なんぞあっという間に不良債権化することを示している(…可能性が高い)。
東北の一つの県の問題ではない。
特別融資と言ったって、P/L・B/Sを悪化させていることに変わりはない。
銀座の知人は寅パパに借入前の方針を聞いてきたので『借入後1年間売上半減と3割の2パターンで考えよう』と2つの事業計画を立てましたが、その時に『行くも地獄、止まるも地獄か…』と呟きました。
特別融資は実行されてしまっているのですから、とにかく感染者数をミニマイズし、中小事業者の経営環境を改善し得る対策を講じることが急務である。
寅パパ