寅次郎の喜怒哀楽    寅パパの多事争論 Ver.2

国際政治専攻の寅パパが、ん?と思ったら書いています!

所変われば・・・

今日は中国の結婚式のお話。

先週末は、

ボクのパートナーが会社の部下の結婚披露宴に出席したんだ。

赤い封筒に入った招待状には新郎新婦の写真が同封され、

新郎新婦のアツアツぶりが伺えます。

日本で言う「ご祝儀」は、こちらだと「紅包〜ホンバオ」。

最近の一般的な相場では500RMB程度でしょうか。

パートナーはちょっと早目に会場へ行きました。

しかもバッチリ正装してね。カッコイイよ。

午後5時30分からの披露宴なのに、

その時間になっても招待客はまだ半分。

これは中国人の習慣で、わざとゆっくり来るのです。

往々にして日本人は「遅れて行く」など考えられませんから、

こういう場合はただひたすら待ち。

集まった他の招待客を見てまず最初の驚き。

出席者は普通の格好。正装は皆無。

ここで大抵の日本人は度肝を抜かれます。

ボクのパートナーは何度も出席していますが、

ジャケットにノータイまでは経験済みなんだって。

そして、いざ!披露宴。

新郎新婦が入場して来て、そのまま舞台へ。

司会の強引な進行に合わせるように、

冒頭のたった30分で、

☆来賓・友人・両親からのご挨拶

☆指輪の交換&誓いのKISS

☆ケーキカットとシャンパン(らしき飲み物)のサービス

☆新郎からの挨拶

・・・が一気に終了しちゃうんだって。

「じゃぁ、そこから何が始まるの?」

ボクも気になるところです。

ところが始まったのは、普通の宴会。

皆一様におとなしく中国料理を食べているんだそうです。

しかも蟹やエビが出てくるから尚更無口。

でも今回のはちょっぴりハイレベルで、途中お色直しが3回。

それとキャンドルサービスで新郎新婦は全テーブルを1周。

その上、中国らしく「乾杯」の為に更にもう1周。

「お開きは何時だい?」・・・と言いますと、

宴会の食事が全て出尽くしたら、自動的に終了。

なんともあっさりとしています。うーん中国的。

パパとママは早目に帰って来てくれました。

所変われば、いろいろ違うものなんですね。

でも忘れないでね。

その間、ボクはずっとハウスでお留守番だったってこと。

寅次郎