朝青龍がモンゴルに帰国すると言う。
その行動に対して親方が全責任を負うという。
ん???
おいおい、何食わぬ顔をして再入国するんかい?親方と一緒なら良いのかい?
寅パパ的には甚だ疑問である。
単純なところで、協会には「出入国管理及び難民認定法」の第2章第5条第2項を見て欲しい。なんと書いてあるか。
「精神上の障害により事理を弁識する能力を欠く常況にある者又はその能力が著しく不十分な者で、本邦におけるその活動又は行動を補助する者として法務省令で定めるものが随伴しないもの」
つまりは、「法務省令で定めたものが随伴しない」限り、更には、「会見もできず医師ともやり取りができないような解離性障害が治癒しない」限り、入国は認められないということである。
下手すれば、第24条第4項(ヨ)によって、相撲は国技で国家財産であると言う理由で法務大臣に入国拒否対象者として認定されてしまうことも有り得るのだ。
相撲界も国際化しているのであれば、法的準備を怠らないようにすべきだと思う。
寅パパ