寅次郎の喜怒哀楽    寅パパの多事争論 Ver.2

国際政治専攻の寅パパが、ん?と思ったら書いています!

日本サッカー

昨日今日は金曜日の睡眠不足を補い調整する日々。

W杯日本代表が本戦トーナメントに進出したあの感動は、

今もなお頭の中に鮮明に残っている。

本戦VSパラグアイを前に、

寅パパが感じたことを書き残そうと思う。

ちょっと長いけど我慢してください。

W杯出場が決まって以降、

キリンチャレンジカップと強化試合で(計4試合)で、

セルビア・韓国・イングランドコートジボワール相手に4連敗。

この間、得点はたった1点。失点は9点に上った。

しかし、あくまで「チャレンジ」「強化」であったし、

世界の桧舞台W杯で結果を残すことが究極の責任であれば、

ここで勝ちにこだわる必要は無かった。

寅パパの考えは、あくまでW杯だったので、

この4戦は練習試合程度の考えだったから、

当ブログでも、あくまで戦術への意見しか書かなかった。

セルビア戦で頭を殴られ、

韓国戦で「やばい!」と本気で焦り、

イングランド戦で真剣に修正した結果を見せたものの、

コートジボワール戦では、さらに修正点が見つかった。

そんな過程を経ただけである。

そしてグループリーグ。

日本代表は堅実に2勝1敗の成績を残した。

上述の4戦を確実に「糧」として、大きく成長していたわけである。

実は、グループリーグ前に某局で放映された

ヒデと本田の対談を録画していたのだけれど、

寅パパはあえてそれを観ないで、グループリーグを観戦した。

そして昨日初めて対談内容を観たわけだが、

寅パパは頼もしい二人の発言内容に頷きながら見入った。

だから今日寅パパの思いを書き残すのだ。

サッカープレーヤーは基本的に、

サッカーに対する姿勢は「俺が俺が」でなければない。

チームプレーと個人のエゴをどこで折り合わせるか、

そのギリギリのラインをManageするのが指揮官だ。

そして、時にはプレーヤーの「エゴ」が一線を越える。

人はそれを「リスク」というかもしれないし、

負ければ「A級戦犯」扱いする。得点すれば一気に「英雄」だ。

どんなスポーツもそうだが、得点しなければ勝利は無い。

練習が上手くても、試合巧者でなければ意味は無い。

だからこそ練習はゲーム形式主体でなければならない。

技術が高くても、本番で発揮できなければ普通の人間と一緒だ。

そのことを赤裸々に語ってくれたヒデと本田。

この2人の足首の動きが似ているのは、

5月に当ブログで書いたとおり。

体型も首から下がそっくりで、動きも酷似している。

実にプレースタイルが似ているこの2人が同じことを考えていて、

今後違う結果・歴史を残すべく対談したわけだ。

寅パパは半分泣きながら観た。

日本サッカーがここまで成長したことが素直に嬉しかった。

その結果がVSデンマークの3得点だったのだ。

初めて世界で2点以上を考えられるようになったのだ。

本戦は、負けたら「はい、さよなら」の博打である。

本田には真ん中で動いて、得点に貪欲になって欲しい。

「俺が俺が」で行ってくれ。

「勝てば官軍、負ければ賊軍」・・・上等じゃないか。

「悔い」を残さぬよう、ガツガツ行ってくれ!

寅パパ