寅次郎の喜怒哀楽    寅パパの多事争論 Ver.2

国際政治専攻の寅パパが、ん?と思ったら書いています!

現職

尖閣問題の根幹に微妙に取り残されていた中国漁船の海上保安庁巡視艇に対する体当たり(衝突)の映像。

動画投稿サイトに流出させたのが海上保安庁の職員だったそうである。

この職員。

刑に服す腹は固まっているような発言をしている。

闇に葬られる前に、国民に広く知ってほしいと考え、思い切って流した勇気は讃えるが、現職のまま行動を起こすことに疑問を覚えた。

寅パパ的には、後々『職を賭す』のではなく、先ずは『職を辞す』ことが先であるべきだったと思えてならない。

容易に想像できる現職がもたらす様々な負の影響を考えれば、現職で犯罪行為に至るべきではなかったと感じる。

職場・同僚になんの不満も無かったのなら、後に残される彼らへの影響をミニマイズすべきだったんじゃないだろうか。

悲しいかな、すべては民主党の国家観無き外交安保が引き起こした悲劇と言える。

複雑な思いである。

寅パパ