寅次郎の喜怒哀楽    寅パパの多事争論 Ver.2

国際政治専攻の寅パパが、ん?と思ったら書いています!

一日天下

円高というか、明らかにドル安。

生きものである『経済』の実態を反映しているのかい?・・と言うと、あくまで半々であるというのが寅パパの考え。

実態は反映しているものの、世界規模の群集心理が働いていると言いたい。

欧州のネガティブ発言(トルシエ)が時間をかけてアメリカに達し、その結果500USD以上の株安を生み、そこから不安感だけ先走るドミノ株安。

つまり、為替も株式市場も、世界各国がそれぞれの要因があるにせよ、明確な政策が無く自信が持てない状況に『ハマっている』わけで、さらには不透明な先行きに『流されている』のだ。

ならば、外為市場に日本が単独介入することは愚策と言わざるを得ない。

愚の骨頂だ。砂漠に水だ。

なぜに協調介入しない?

ドルを売って円を買ったって、世界は冷めた眼で見ているよ。

見事な一日天下だ。

・・・と言うか、協調介入を実現できないのが今の政権に対する『評価』なのだと思う。

辞めるって言ってる総理・代表の下で、阿呆らしい閣内不一致、党内不一致。

海の向こうの政治家だってさすがに信用しないよ。だったら協調してドル売りするわけないじゃん。

だから半々なのである。

突然だけど、確定拠出型年金。

可哀想である。心中察するに余りある。

寅パパ