寅次郎の喜怒哀楽    寅パパの多事争論 Ver.2

国際政治専攻の寅パパが、ん?と思ったら書いています!

香港の平均寿命

お疲れさまです、寅パパです。

5点も取られちゃ、勝てませんよ。

さて。

先日、国の平均寿命の結果が出ましたが、同時に香港がなぜ長生きできるのか?という疑問について、一部メディアは病院代が安いとか、いろいろ論評していました。

ここにきて、大陸の人民日報も記事を掲載してますのでご紹介を。

5つの大きな要因として、「蒸したり煮たりする食事が好き」「煮込みスープが好き」「海産物を食べる」「よくお茶を飲む」「暇じゃない」と指摘してます。

最後の「暇じゃない」は、厳しい退職規定が少ない香港ならではの理由で「働いているから大脳が減退せず、心理的な健康を保てるから長生き」と言いきってます。

しかし一番の要因は何か?という点にも触れており、それが重要ですね。それは公共衛生マターに含まれる「タバコ管理」でした。

記事によると、2014年の喫煙率は香港の男女が18.6%と3.2%。これに対して日本は32.0%と8.0%。これが効いているというのです。

香港政府が実に努力しているという説明まで付けちゃって、その具体的な施策として、3点挙げてます。

一番目は煙草税増税。現在は小売価格の70%が税だそうです。二番目は立法。煙草条例を1982年以来7度も改正し、より厳しくし、公共の場所での全面禁煙を実行していると豪語してます。三番目は「定額罰金条例」の施行。2009年より正式に施行されています、法定の禁煙エリアで煙草を吸った場合、罰金は1500HKD(約19545JPY)。これは高い。こんなんじゃ、誰も吸いませんよ(笑)

ところが、寅パパが一番驚いたのは毎年罰金を食らっている人間が8000人も居るという記事内容。ホントかい?と疑いたくなります。

香港の人口は男性約336万人。女性は約383万人。さらに喫煙率を考えると、喫煙者は62.5万人と12.3万人(計74.8万人)。単純計算で1.069%の処分率となります。こんなにアホが居ることの方が驚きですよ(笑)

やはり煙草は止めれば良いという事なんでしょうかね・・・。やめる気はないですけどね(笑)?

寅パパ