寅次郎の喜怒哀楽    寅パパの多事争論 Ver.2

国際政治専攻の寅パパが、ん?と思ったら書いています!

制裁を見せつけるべし

お疲れさまです。寅パパです。

今週は展示会出展のお仕事で、昔と違い、立ち仕事がキツいと感じています(笑)

さてさて。

ロシアがウクライナに侵攻して2週間になる。同時に、欧米諸国を中心に様々な経済制裁措置が講じられている。

石油、天然ガス輸入禁止は、制裁を発動した各国のエネルギー政策に大きな副作用をもたらすだろうが、ウクライナ国民の苦しみを考える時、関係各国の国民は、個々の生活を省みて、質素倹約に努めるべきだと考える。併せて、地球温暖化も改めて真剣に考える機会と捉えれば良い。

一方、制裁を発動した国々の民間企業がロシアビジネスからの撤退や停止を表明しているが、これは、ロシア国民に対する直接的且つ効果的なメッセージとなるわけで、その結果、売上・利益が下振れしたとしても、企業とその社員も我慢すれば良いだけのことである。

世界の平和、秩序が根底から脅かされているのだから、この程度の不自由なんぞ、ウクライナ国民の悲しみ・苦しみ・辛さに比べれば、自分たちはミサイルや砲弾・銃弾が飛んで来ないだけ幸せなことなんだと考えるようにしなければならない。

徹底的に、ロシアと貿易しない、ロシア製を買わない、これが肝要である。

最後にもう一言。

『亡命政府』は絶対に避けなければならない。

この点だけは、欧米や西側諸国の誰が言い出したのか、神経を疑う。自分の国に置き換えて考えろ!と言いたい。亡命政府なんぞ、今回のウクライナにとっては、極めて不適当な愚策である。

独自の領空、領土、領海あっての国家であり、国民がどこに居ようとも、その国民の支持があれば、国家を存続させる努力を惜しんではならないのだ。

一日も早く、ウクライナに平和な日々が戻ることを、心から願っている。

寅パパ