今日は、朝早くから起きて活動を開始して、亡き父のお墓参りに来た。
そのまま脚を延ばして、福島にやってきた。最大の目的は、幼少の折からいただいている山口屋散人さんのラーメンである。
朝から何も食べずに我慢した。新幹線は予想外にデッキで立ちっぱなしだった(泣)。
でも待望のラーメン。しかも大盛りである。かなり嬉しい。そして、あの頃が蘇ってきた。親父と食べたあの記憶である。
参考までに寅パパは、長く住んだ中国・北京を匂いで覚えている。あの頃は色彩も乏しかったからかな。当然、視覚と味覚で覚えた味もあった。
でも、今日の味は一言では言い表わせない大切な味だった。舌と鼻孔をくすぐる繊細な味と香り。鮮やかなスープの色と透明感。そして麺を口にした時の食感と音。おかげさまで、その時々のシーンを思い出すことができた。実に幸せなことだと思う。
散人さん、本当にありがとうございました。
寅パパ