寅次郎の喜怒哀楽    寅パパの多事争論 Ver.2

国際政治専攻の寅パパが、ん?と思ったら書いています!

茶番

耐震構造偽装問題に関し、

国政調査権に基づく国会の参考人質疑が開かれた。

その内容には呆れた。

国会休会中の開催自体は評価できるのだが、

参考人のノラリクラリで完全に茶番である。

参考人の発言は『偽証罪』に問われないから『敵もしたたか』。

当たり前かもしれない。

だが、国民は責任のなすり合いを見たいのではなく、

一体どうなっているのか真実が知りたいだけなのである。

最悪は『姉歯氏』。

精神的な動揺で出席できないだと?アホちゃうか?

もう少しマシな欠席理由を考えろ!と言いたい。

問題あるマンションに現住の方々の、

その大きな失望と動揺を真摯に受けとめているのか甚だ疑問である。

付け加えて言うならば、今回の参考人諸氏に対し、

委員からは『身を投げるような行為に走るな』と楔を打って欲しかった。

マンションは一種の『プロジェクト』である。

誰かの責任を暴かなければならない仕組みよりも、

連帯責任を持たせる仕組みが望ましい。

さらに、毎年の利益に対し、

ある程度の剰余金を強制的に積み立てさせて、

万一の瑕疵担保責任を全うできるシステムが必要だと考える。

寅パパ