寅次郎の喜怒哀楽    寅パパの多事争論 Ver.2

国際政治専攻の寅パパが、ん?と思ったら書いています!

秋葉原の悲劇

昨日(8日)秋葉原で発生した無差別殺傷事件。実に悲しく無念でならない。 凶刃に倒れた7名の無抵抗且つ善良な市民の方々のご冥福を心からお祈り申し上げると共に、親族友人の方々には心からお見舞いを申し上げたい。また、重軽傷を負われた10名の方々の一日も早い心身の回復を深く願っています。 今回の事件の背景が徐々に明らかになってきているが、非常に稀なケースであると言える。なぜなら、事件前から携帯サイトの掲示板に冷静な書き込みによる多くの物証を残し、そして現行犯逮捕後の身体検査でも薬物反応が出ず、その上警察へは冷静に犯行動機を申し述べている。犯行前後の行動や言動がこれだけハッキリしているのも実に珍しいケースである。 そこで今日は2点言いたい。 先ずは裁判。 今後は恐らく国選弁護人が付いて裁判に入るものと思うが、心神耗弱や心神喪失を争点にできる可能性は皆無であり、日弁連を含む弁護側には冷静な対応を望みたい。 次に凶器と防御アイテム。 凶器としてのサバイバルナイフも問題になっているが、すでに数多く出回っているナイフについては、それを制限することは至難の業である。これから販売するものには、一定の制限(本人確認・所有者登録)を加えるべきであり、銃砲刀剣類所持等取締法で規定する刃物はすべて「刃渡り5.5cm」に統一すべきである。 そこで寅パパは、市民の対抗措置としてある一つの提案をしたい。それは緊急警報発信装置付き特殊警棒の普及である。 構造は実にシンプル。3段式特殊警棒を伸ばした瞬間にスイッチが入り、緊急信号が発せられる・・・ただそれだけ。容易に警棒を伸ばすことを抑制しつつも、本当に緊急の場合には堂々と抜いて身を守る権利を保障するものである。緊急信号は、九州バスジャック事件以降バスへの設置を促進しているあの発信器を応用・改良すれば良い。勿論、この警棒は固有番号で管理され、購入時の本人確認・登録を義務付け、緊急時以外の使用には一定の罰則を義務付ければ良い。 拳銃発砲よりも刀剣類による無差別殺傷事件が目立つ昨今では、これ以上市民を無防備にしておくことはできないと思う。警棒携帯者には、免許証に携帯許可証明の効力を付加すれば良いだけのことである。 言い過ぎかもしれないが、そのくらい対応して然るべきだと思う。 早急に議員立法で関係法規を改正するべきである。 寅パパ