寅次郎の喜怒哀楽    寅パパの多事争論 Ver.2

国際政治専攻の寅パパが、ん?と思ったら書いています!

攻撃と防御

梅雨らしい梅雨なのかもしれませんが、毎朝の寅次郎の散歩は大変です(汗)。

他のワンちゃんのマーキングが流れているからだと思いますが、寅次郎の歩みは晴れの日と違って右に左に・・・ウロウロ。まるで警察犬のようです(笑)。しかも困惑した表情で歩いていて、いつもより歩くスピードが遅いのです。

おっと、本題に。

立法府、或いは公安・警察サイドは予想通りの動きを見せました。それは、「加害者側の使用武器に対する規制」です。

「購入者の本人確認」・・・ですか?実に短絡的な発想です。これまで一定のサイクルで同様の事件が頻発している以上、今までの対応では問題解決に辿りつけないということを全く理解していませんね。ナイフへの規制だけでは本質的な解決には成り得ないと寅パパは考えています。

社会情勢の変化、ナイフ所有者の意識の変化、ナイフの種類の多様化、流通経路の複雑化などなど、いろいろな要素に鑑みますと、加害者側の使用武器に対する制限を追加するだけでは事件を未然に防ぐことはできないのは明明白白です。深川の通り魔事件以降、あまりにも旧来の発想から脱却できていないですね。お粗末です。

ここは発想を転換し、やはり「防御」を充実させるための方策を考えるべきではないでしょうか。

守る側のregulationをある程度下げることも、犯行を抑止する・被害者を極力減少させることができる一定の効果(特効薬)があると思えます。

バスジャック、池田小、荒川沖、戸越銀座・・・すべての被害者の無念さを考慮すれば、いつ被害者になるか解ったもんじゃないこのご時世において、個々の社会の「専守防衛」を徹底すべきだと思います。

だって、何時どこから来るか解らないのですよ。

寅パパ