寅次郎の喜怒哀楽    寅パパの多事争論 Ver.2

国際政治専攻の寅パパが、ん?と思ったら書いています!

環八とタバコと秋葉原

今日はガソリン価格の動向を確認すべく、環八をグルッと廻ってみた。お昼過ぎのことである。

走ってみて感じるのは、昨今のガソリン価格の高騰に起因するのだろうか、明らかに渋滞が無くなっていると感じる。いつも混んでいるところが、止まらずにスイスイ走れてしまう。しかも大型車両は特に少ない。昨日も海沿いの357を走ったけど、どこも混んでなかった。実に不思議な感じ。

そうそう、ガソリンね。246方面までずっと走ってみたけど、店頭表示でハイオクが180円以下のGSは非常に少ない。カードを使ってようやく175円前後であろう。店先に暇そうな店員が立っているのを見ると、「君の人件費が店頭価格に転嫁されているんだよ」と言いたくなる。

だけどここは冷静に考えるべきである。

今までの経営環境を大きく変える、例えばGSの給油システムをセルフ式に変えるなら新規投資が必要になる。利幅の低いガソリンを扱っているGSには大きな負担だ。死活問題である。

これと同じような問題が街の「タバコ屋」さんにも発生している。それが「Taspo」問題だ。自販機にカード識別機能を付加する新規投資も、現代のタバコ屋さんには大きな負担なので、続々と廃業しているという。しかも購入者を囲い込む目的で、タバコの自販機にカードをぶら下げる輩まで出現しているという。それも仕方なかろう・・・。

話は脇道に逸れるが、昨今の経営・流通戦略は、現状の経営者環境を全く無視しているように思えてならない。

・・・などと思案しながら環八を走っていたその頃、秋葉原では愚かな田舎者が、わざわざ上京して、頻繁にメディアに大きく扱われている秋葉原のど真ん中で、白昼堂々と凶行に及んでいた。

たった数キロ圏内。複雑な気持ちになる。

寅パパ