今日は朝から肌寒い一日で、寅ちゃんのお散歩以外は外出しないと決めて過ごした。
それじゃ何をするのか?
まぁ・・・時期も時期だし、年賀状の準備をしようということになった。あらかじめ購入していた年賀状を出して、しばし黙考。
最近はデジタル化の波が押し寄せ、インクジェットやら画像合成だとかで、全面を印刷するパターンが多い。しかもデータさへ整えれば、表書きも同時に両面印刷が可能。しかも自分じゃ書けないようなフォントですらすら印刷できてしまう。
別にこういう年賀状も良いであろう。我が家にもインフラが整っているから、同じようにできてしまう。でも、寅パパとしては、そういう作成方法にどうも納得がいかないのである。というか、後味が悪く、どうも受け入れられないのである。なんだか味気ないというか、荷物の送り状みたいで嫌なのだ。
さて、いつもは黒の水性ボールペンで書いていたのだが、今年はちょっと変えてみた。万年筆で書くことにした。しかも、例年は横書きなんだが、ここは敢えて縦書きに拘ってみた。
今日は自分の名前と住所だけ書いた。配達の人、受け取った相手が見易いようにと真剣に書こうとすると、これが結構緊張して疲れる。受け取る相手の御歳とか、身体の調子だとかも考えながら文字を調整する。ペン先の圧力も必然的に変化する。そうして一文字一文字考えて書くのだから、なかなか大変。でも出来栄えは実に味わい深いものがある。
小さい頃にストーブの脇で親父と一緒に一生懸命書いた冬の日を思い出した。
来週は相手の宛名と本文を書く予定。
寅パパ的には、こういう年賀状も良いものなんじゃないかなぁと感じた次第。
寅パパ