寅次郎の喜怒哀楽    寅パパの多事争論 Ver.2

国際政治専攻の寅パパが、ん?と思ったら書いています!

政権運営

最近思うのですが、民主党が政権を取っていくら頑張っても、旧態依然とした考え方を持ち続ける首長・地方議会が存在する限り、マニフェストの実行にしろ、来年度予算の策定にしろ、とてもやりずらいのだろうということです。

寅パパは自分の視点でじっくり見ていますが、民主党には当面、次の点に拘って政権運営を進めていただきたい。

1)身内で脚を引っ張り合うな

連立政権に対する世論調査の評価が低いことからも解るように、弱小連立パートナーの勝手な言い分が目立ち過ぎる。勿論、民主党内部からも自由奔放な発言が目立つ。説明責任は大事だけれど、身内の首を絞める・脚を引っ張る発言は厳に控えるべきである。身勝手な発言は、政権を取ったことへの「驕り」としか受け取られないのだ。

2)政策の変更

国民は「マニフェストをすべて実行しろ」などと言った覚えはない。そんなもの絶対無理に決まっている。社会に与える影響を冷静に分析し、パブリックコメントを広く集め、是々非々で判断すべきだ。特に「高速道路無料化」は考え直して欲しい。

3)外交

寅パパ的に一番心配だった分野だが、やはり圧倒的に人材不足。発言のブレも極めて大きい。全国から票を集めるために、地方にはあまり関係が無い「外交」なんて二の次だったのだから仕方がない。外交は国の主権を行使する重要な場面である。だからこそ、大臣直轄の諮問機関を更に一層充実させるべきである。

寅パパ