寅次郎の喜怒哀楽    寅パパの多事争論 Ver.2

国際政治専攻の寅パパが、ん?と思ったら書いています!

勝ち点への執念の差

昨日のオランダ戦は、

寅パパが遊んでもらっている上海のサッカーチームの面々と、

とある日本料理屋で観戦。

一進一退の攻防に、店内はその都度、

大きな歓声やどよめきが広がる。

自宅で観るのも良いけれど、

同じサッカー人と楽しむのは非常に良い。

さて試合の感想ですが、

ドロー以上の結果を残せる可能性のあった試合を、

ほんの少しの「差」で負けにしてしまったと言えます。

実にモッタイナイ試合でした。

先ず一つ目は川島の判断の差。

なぜあんなに早く動いて、飛んでしまったのでしょう。

早く動き過ぎた結果、手のコントロール能力を奪いました。

シュート打つ側から見れば、あの動きなら、

振り抜く足のつま先の最後の「引っかかり」で、

どうにでもコントロールできます。

だからどうしても理解できません。

次に選手起用の判断の差。

中村(俊)の起用は認めます。

俊介が入ると流れが遅くなるデメリットがありますが、

先を見据えれば、あの場面では当然かと思います。

でも他の2名は全くの「?」です。

玉田と岡崎の投入は驚きでした。

言い方は悪いですが、

この2人は「数打ちゃ当たる」タイプです。

攻守のバランスは、

カメルーン戦以降も持続していた訳ですから、

中盤から流れ込む組織だった攻めが必要だったのは明白です。

ならば、より確実性の高い、そして実績を持っている、

稲本と森本を起用すべきだったのじゃないか、

そう思えてなりません。

次回大会を睨むのであれば、森本を出すべきでした。

ドロー以上の結果を残せる試合を、

勝ち点ゼロにしてしまった戦い方は、

ほんの少しの判断の差にあったと言えます。

勝ち点「1」は重いのです。

寅パパ