寅次郎の喜怒哀楽    寅パパの多事争論 Ver.2

国際政治専攻の寅パパが、ん?と思ったら書いています!

お粗末な政治決着

日中関係を急にぎくしゃくさせた尖閣問題。

公務執行妨害の容疑で逮捕拘留していた船長を

いとも簡単に処分保留のまま釈放してしまった。

情けない・・・。

最悪の弱腰外交である。

しかも内閣総理大臣外務大臣が不在の間にである。

国益をなんと心得ているのか・・・。

おまけに、

容疑者を確保し、拘留を延長した理由も不明である。

今回は最後の最後まで突っ走っるべきだった。

寅パパはそう思う。

外交にはTryすべき場面がある。

今回は、今後を占う上で、

その重大な一歩にするべきだった。

堂々と起訴し、裁判にかけ、

判決(執行猶予つき)を出した上で、

あくまで「強制送還」にすれば良かったのだ。

最近調子(図)に乗りすぎている隣国中国に、

一石を投じる絶好のチャンスだったのを

日本政府は自らの手で放棄した。

一見して判別できる衝突当時のビデオ。

未だに公開されないのはなぜ?

容疑者を釈放してしまった以上、

今度は国益の損失を最小限にすべく、

早急に全世界に向けて公開すべきである。

それと沖縄地検の次席。

貴兄が日中関係に言及する資格はない。

「処分保留」について明確に論じればそれでよいのだ。

昨日上海に入りましたが、

いつもミャーミャーうるさく、

電気炊飯器を大量に機内に持ち込む輩はおらず、

フライトは非常に空いて「快適」でした。

「生かさぬよう殺さぬよう」

何度も書きますが、

対中戦略の肝はこの一言に尽きるのです。

寅パパ