寅次郎の喜怒哀楽    寅パパの多事争論 Ver.2

国際政治専攻の寅パパが、ん?と思ったら書いています!

お相撲

日本相撲協会八百長問題が世間を賑わせている。

地上波各局を満遍なく視聴することにしているが、

総じて話題になっているのは・・・

十両と幕下の格差

取組み発表タイミングの問題

一門の繋がりの義理人情

親方の資質の問題

力士本人の自覚の問題

・・・などなど。

なんだかなぁ・・・って感じ。

普通の人間が、真っ当な考えの下、

至極当たり前のことをすれば何も問題にならないのにね。

しっかり頑張っている力士もたくさんいるのにね。

神事だ国技だと甘やかされ、

長年に亘って特殊な環境を自らが作り上げ、

その上に代代安穏と胡坐をかき続け、

その結果、第三者の進言を聞く耳を持たなくなり、

自己否定することに憶病になり、

自ら逃げ道を失ったと言っても過言ではない。

協会は思考回路を大きく変える必要がある。

長い歴史の中で、

急にこの時点で現状をどう変えるかなどということは、

申し訳ないが、

協会内部役員には考えろというのが無理な話である。

無論、力士及び関係者に至ってはさらに無理。

寅パパが思うに、

自分たちが変わっていくためには、

「神事」「国技」であることを完璧に否定され、

すべての相撲協会関係者が相撲を失い、

家族も含め路頭に迷うシーンから考え始めると良い。

親方株も倒産会社の株券同様、紙くずになると思えば良い。

一年間相撲が無くても人間死にはしない。

じっくりとことん調査すれば良い。

寅パパ