寅次郎の喜怒哀楽    寅パパの多事争論 Ver.2

国際政治専攻の寅パパが、ん?と思ったら書いています!

小声

最近、都内では福島やいわき、

宮城や岩手ナンバーの車を比較的多く見かける。

やはり多くの方が避難されているのだろうと実感する。

他にも気付いたことを書こう。

寅パパは通勤に東京メトロ銀座線を使っているのだけど、

最近頻繁に見かけるのは、小声で話す親子連れ。

しかもお父さんも一緒。

外観はごく普通の親子なのだけど、動きが妙にギコチナイ。

・・・というか、中吊りなど気にせず、

その視線は常に運行表示板に向かっている。

しかも親子共々なぜか小声でひそひそ話しているのだけど、

あいにく口の動きで言葉が読み取れてしまう。

そして手には「切符」。

こうなると、

日頃頻繁に利用している方々ではない・・・ということになる。

会話はこうだ。

子供:「どこだっけ?」

母親:「銀座だよ」

子供:「もうすぐだね♪」

被災地から避難されている方々が、

気分転換にお買い物を楽しんでいるのだろうか。

たぶん、そうなんだろう。

寅パパはこう思う。

方言やアクセントを気にせずに、

もっと大きな声で会話して欲しいなぁ・・・と。

避難生活だけでも大変なのだから、

気分転換に外出した時には、会話まで我慢しなくても良いんだよ。

ガンバレ東北、ガンバレ日本。

寅パパ