昨日、中国の新幹線が追突事故を起こした。
やっぱり・・・という感じ。
だが、事実として多くの方々が犠牲になってしまった。
先ずは哀悼の意を表したい。
この新幹線。
日本を含む他国の技術を『イイとこ取り』したもので、
さらに中国の粗悪な技術がちりばめられた大変危険な乗り物である。
ちなみに、中国国内の民用航空機は、
そのままの機体を使用しているから、辛うじて安全を保っている。
だが、コストはかかる。
中国は『鉄道は墜ちる心配が無いから、全てを購入せず、
途中の段階から独自開発にすれば安くあがるし、
国内の製造を再活用できる』と踏んだ。
その結果、メンツが先走り、さらに巨大な利権がうごめき、
安全性はどこかに行ってしまった。
北京発広州行きの特快(特急)が一日に2本しかなく、
30分以上遅れても良かったような時代なら、
このような惨事は起きなかったかもしれない。
時代は大きく変わっていた。
ゆったりと時が流れて忙しくなく、
時間に多少ルーズで構わなかった昔の中国ではない。
『安全に、早く、正確に』が重要な時代になったのだ。
運行システム、危険回避システムなど、
システム全体も含め、甘く考えていたに違いない。
日本の新幹線はトウ小平氏に乗っていただいた。
今の中国の新幹線に他国の指導者は安心して乗れますかな?
まさしく『人災』である。