斜めに傾いたマンションの一件。
杭打ちを担当した某企業グループの会見が行われた。
リスクマネジメント的にはあり得ない対応である。
まず第一に、出てきたオジサンは傘下の会社の取締役常務執行役と、親会社の執行役員。コトの重大さを真摯に受け止めているのか疑問に思う布陣である。
次に、新たに公開した疑わしき物件数。個々の物件名が非公開である。このことが意味することは、親会社執行役員が言う『関係各社への影響』ではなく、自社を守りたい、ダメージを最小限にしたいという身勝手な考えの表れだ。
地下に埋まっていりゃ、誰も気がつくはずがない。この企業集団は、その程度の考えだったということですね。
寅パパ