寅次郎の喜怒哀楽    寅パパの多事争論 Ver.2

国際政治専攻の寅パパが、ん?と思ったら書いています!

健康が一番

お疲れさまです。寅パパです。

今日は、安倍総理の辞任表明。驚かなかった。下血していたのだろう、顔色が悪かったし。

そこでひと言。

安倍長期政権を肯定的に評価しようとは、これっぽっちも思わないけれど、どこぞの野党議員が『肝心な時に体を壊す』などと、身勝手な論陣を張っているのは、実に情けない。と言うか、政治の本質を理解していない。割り切れないmatterが積み上がることこそが政治なのである。

権力のトップは如何なる時も相応の重圧を負っており、様々なリスクも背負っている。それらを全て跳ね返せるかというと、誰も担保できないことは、これまでの歴史から見ても厳然たる事実である。病だろうが、謀殺・暗殺だろうが、裏切りだろうが、何でもありの世界である。そんな中で、己れの生命のリスクは如何ともし難い。なぜなら、跳ね返せる可能性が高い近道は『空気が読めない超ポジティブ思考』『国民軽視』『独裁』『強権政治』等にあるからである。それらでさへ、100%身を守れる保証は無い。そういう意味では、安倍総理は一定程度普通だったのだと、最後に『身をもって示した』皮肉な結果なんだと言える。

安倍政権は多くの負の遺産を残した。お友達優遇、合理性を著しく欠いた国家予算の膨張、国債残高の増大、経産省優遇、地方の衰退、大企業優遇などなど。うんざりである。後継の政権は、国家の進路を正道に戻していただきたい。

まぁ無理だろうな…

寅パパ