ネット上でいろいろなニュースを閲覧していた。勿論お昼休みにね。寅パパは基本的にMSN産経の「裁判」が大好き。ってなことは、どうでも良くて。今日はクルマの話。
今日はある見出しの一行に視線が止まった。それは・・・、
・・・というものであった。
この一行だけだと「えっ?普通じゃん」などと思う人もいるだろうけど、このクルマが持つ別の側面が重要なのである。
なぜなら、
☆2008 世界カー・オブ・ザ・イヤー受賞
☆RJCカー オブ ザ イヤー受賞
☆2007〜2008 グッドデザイン賞受賞
という華々しい略歴を持っているからである。
じゃぁ、どんな報道内容だったかというと、
「マツダは10日、乗用車【デミオ】【ベリーサ】【アクセラ】の3車種計17万300台(05年3月〜07年10月製造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。」
という内容。ただそれだけ。
この場合、寅パパ的には「おいおい、どうしてハッキリと書かないんだい?」と思ってしまうわけ。17万台強の対象車両のうち、デミオは何台あるのか気になってしまうじゃないの。
気になって仕方がない寅パパは、早速調べましたよ。すると、マツダのHPではプレスリリースを出していて、デミオだけでも120297台もあると発表していました。実に対象車両中の70.64%にも達します。古いモデルが含まれているとは言いながらも、かなりの台数でした。
しかもリコール内容だって凄かった。
「エンジン制御コンピュータのアイドリング回転数制御プログラムが不適切なため、高外気温下でエアコンを作動させ、一定車速で高速走行を継続した場合、アクセルペダルを戻してもエンジン回転が下がりにくくなることがあります。そのため、ブレーキ倍力装置に供給される負圧が不足し、最悪の場合、ブレーキ操作を繰り返し行うと、制動力が低下するおそれがあります。」
・・・ということで、ROMの書き換えが必要なんだそうな。
数々の受賞をしておきながら「リコール」の対象となった場合、その賞を返上するなんてことは聞いたことが無いけど、せめて情報公開はもっと積極的にして欲しいし、報道はもっと詳細に報道すべきだと思うなぁ。それこそが企業の社会的責任なんじゃないかと思うんだけど・・・。
デミオを買った人はどう感じるんだろう。
寅パパ