先週末に大相撲が始まった。
寅パパの観点だが、
日米両国の国民性と国技の位置付けの違いを
まざまざと見せ付けられた。
奇しくも、9.11から10年を経た今年、
NFLは9.11に開幕を設定した。
特に我が愛するJETSの本拠地NYでは、
貿易センタービルのあの惨事もあったことから、
大きな国旗がフィールドを飾り、
多くの殉職者を出したNYFDに最大級の敬意を表すべく、
ブッシュ前大統領が姿を見せた。
勿論、Fireman Edoも居た。
国難を克服するための一助として、
政治色が無い前提のスポーツを通して
国民・国家の意識と方向性を修錬させることの意義は大きい。
一方我が国はどうか。
大相撲では外国人力士が頑張り、
国会じゃヤジを飛ばす状況。
柔道着だって青色を押しつけられて久しい。
なでしこジャパンがなぜに国民の人気を集めるのか。
単純明快である。
すべては『政治力の後退』が招いた結果だ。
スポーツ基本法もそうだ。
この国難をどう乗り切るか。
一つにまとまるのは、今をおいて他に無い。
政治家は、ヤジを飛ばす前に、仲間への拍手をする前に、
国難を乗り切るために真剣に考えるべきである。
寅パパ