寅次郎の喜怒哀楽    寅パパの多事争論 Ver.2

国際政治専攻の寅パパが、ん?と思ったら書いています!

虚しき会見続き

お疲れさまです。寅パパです。

さてさて。

ふう。

夕方5時以降になると、寅パパのタブレットには、速報バナーが数多く飛び出す。それらは皆、新型コロナ対策関係の担当大臣だったり、地方自治体の首長だったり。

内容は…といえば、各種数値を並べ立て、協力を願う…ただそれだけ。

露出が増えるのは政治家にとって意味があるけど、毎日同じなら視聴者側はNo need。

実に虚しきものなり。

真面目な国民性に頼る日本型の民主主義は、世代差や不真面目な政治家の長年の不埒な行動や言動の積み重ねもあり、もはや効果を生み出さない。そのことを政治家自身(マスメディアも含む)が気付いていない。

これは悲劇だ。

自宅療養中に自死の道を選んだ女性の心中は察するに余りある。自分に置き換えてみたが、条件は違えども同じ選択をするかもしれない。

罹患した人とセーフな人、この両者の意識、心の持ちようの大きなギャップも、これまた政治家(マスメディアも含む)の生み出した惨事と言える。

中途半端な対策より、戒厳令並みの厳しい措置を、一定程度の補償・支援を伴って講じることを躊躇する理由はどこにも無い。

例を挙げれば、オリンピックは2024年に延期することを自ら申し出て、選手村をコロナ専用病棟に供出し、物件購入予定者には補償する。

『Tokyo 2020』の特別車輌をコロナ患者輸送に使っているのだから、できないとは言えない。

平和ボケの日本。

少しは大胆な政治が必要なのだがね。

寅パパ