寅次郎の喜怒哀楽    寅パパの多事争論 Ver.2

国際政治専攻の寅パパが、ん?と思ったら書いています!

とてもよい謝罪会見

お疲れさまです。寅パパです。

昨夜は、前の会社の同期で親友の男と焼肉でリフレッシュ。背徳の食べ物は、一番の気分転換になります。

さてさて。

今日は、雨上がり決死隊の宮迫氏とロンドンブーツ1号2号田村亮氏の謝罪会見があった。

反社会的勢力関係者に闇営業し、そこに金銭の授受が存在した事実を認め、謝罪したものだが、とても立派な会見だったと評価したい。

率直にお詫びがしたくて個人の立場で会見を開き、真実を語った姿勢はとても清々しく、寅パパは高く評価している。

謝罪会見は、会社組織が主体になると、組織防衛(残る者と当該案件無関係者の保身等)という厄介なバイアスが生じ、消化不良な会見になりがちであることは言うまでも無い。

コンプライアンスとガバナンスを徹底している企業であってもその傾向は避けられない。だが、その両方がお粗末な吉本興業の場合、謝罪会見そのものが成立し得ないことをさらけ出したことの意味は大きい。また、社長の発言にはハラスメント要素が多く含まれており、結局、芸人を人間扱いしていない企業なのだと感じた視聴者も多かったに違いない。今後は吉本興業の体質そのものに焦点が移るだろう。解体的出直しは避けられない。

とは言うものの…

この2人には、最低限年内一杯しっかりと反省し、社会貢献活動等で世間の人々と心を通わせ、再起に向けた人としての鍛錬の日々を過ごすよう期待したい。そして、その間は同業他社に所属することは難しかろうから、その時こそ、芸人仲間はその行動をサポートしてあげて欲しい。

引き続き2人を応援したい。

追記:会見後、吉本興業は「会見の内容を精査し、速やかに対応する」とのコメントを出したが、損賠請求など、彼らをさらに追い込むような対応は控えるよう、強く求めたい。傷口を広げたのは、会社の判断に依るところが大きいのだから。

寅パパ