太麻煩
どの国も一緒だが、
中国もご多分に漏れず面倒なことが多い。
中国語では「太麻煩」という。
まぁ、今に始まったことではなく、
昔からズーッとそうなんだけどね。
だから楽しいという人も居る。
中国らしいじゃないかという人も居る。
�@引っ越し
自分達の荷物を日本に送るだけだが、
これが実は「輸出」。
日本はそれほど面倒ではないと記憶しているが、
こちらはパスポートやらなにやら、
3日間も取られて身動きが出来なくなる。
実際考えてみると長過ぎる。
もう少し規制緩和を進めて欲しいものだ。
�A人民元の換金
給料が人民元払いだと、
それを外貨にして持ち出すのはチョー大変。
納税証明やら、労働契約やら、
パスポート、労働許可証・・・Etc。
とにかく必要な書類と手続きが多すぎる。
外貨を貯め込みたい中国ならではと言えばそれまでか。
そんなに貯めてどうすんだ!
ふん。ケチクソ。
�B寅ちゃんの血清持ち出し関連
寅ちゃんの血清を日本へHand Carryするために、
事前の通関と、
血清が害のないものだという「衛生証明」が必要。
こちらは、恐らく自分でやるとなると、
税関での面倒な手続きが相当大変なのだろうが、
ここは面白いオジさんが存在する。
いわゆる「代行」である。
実際の経費と手間賃を払えばやってくれるのだが、
「代行」を税関の担当者が直接紹介してくれる。
そのあたりがカワイイ。
こういう「代行」は昔から居るのだが、
手間賃の取り分はどうなっているんだろう?
参考までに、
税関の中をウロウロ廻って、
オシクラ饅頭しながら長時間並んで、
汗だくで手続きする部門は4ヶ所だそうな。
こちらも所要3日間である。
今の時代、外国人に慣れている中国人が多いので、
比較的順調に事が運ぶわけだが、
20年前は大変だったなぁと思い出しましたよ。
あなたは耐えられますか?
寅パパ