今日は、長い出張明けの初日。日本の会社に普通に出社したのですが、どうもいまひとつ調子が出ませんでした。前頭葉が熱いのです。CPUが常に高速回転しているのに、半分フリーズしているみたいで・・・。
中国への出張は、初日に空港を出た瞬間から1〜3時間をかけて「話すこと」に慣れる必要があります。普通は「聞くこと」に問題ありません。もっと頻繁に出張しているのなら、その時間は短くなります。そこで慣れますと、後は自然に会話が進みます。
そのような環境下で出張していれば、いつもは帰国しても別に不自然な感覚は無いのですが、今回、日本に帰ってきてからは、頭の動きが妙にギコチナイので驚いています。その理由は、出張中の仕事の進め方に原因があったようです。
今回の仕事の進め方は、日本語で書いてある資料を見ながら、瞬時に頭の中で中国語に翻訳し、その内容を言葉にして相手に問う。そして、中国語で聞いて確認した内容をその場で頭の中で日本語に訳しながらその内容をPCに日本語で直接入力してくというものです。しかもその速度は比較的早いのですが、約5日間毎日続いたのです。
中国語だけの環境が長く続くのは意外に疲れない。その逆もまた然り。
頭の中で訳す作業は、普通なら適当な時間をかけているから疲れない。
でも、今回は大きく違った・・・ということなのでしょう。
ボクの脳のCapacityを確認できたような気がしました。
今はできませんが、リアルタイムの通訳は本当に疲れます。そのレベルの75%程度でも相当疲れます。
現地で飲みに行って、全然酔わなかったのはそのせいだろうなぁ・・・。
寅パパ