寅次郎の喜怒哀楽    寅パパの多事争論 Ver.2

国際政治専攻の寅パパが、ん?と思ったら書いています!

ゼロリセット

いやはや、春先の天気は心変りが早い。

さて、最近思うことを書いておこう。

【名前】

東日本大震災以降、

原発問題で福島だけが大きくクローズアップされている。

毎日チェックする中国のWEBでも「福島」は独り歩きしている。

それはなぜか?

福島の原発だけが「県名表記」なのだ。

海外では市町村表記など無意味。

海外で売られている旅行情報誌も、

余程の有名な都市以外は都道府県がメインだ。

つまり都道府県レベルしか名前は流れない。

なぜに「福島第一」「福島第二」と名付けたのか。

どうして「大熊発電所」「双葉発電所

若しくは「大熊双葉」「双葉富岡」と名付けなかったのか。

一旦廃炉にして、「福島」の名前を消すべきだ。

リセットすべきだ。

電源三法

1974年に成立した電源三法。こいつが電源マネーを生む根源だ。

福島第一・第二に限るなら、

第一の1号機が営業運転を開始したのが1971年。

それ以外は全て「カネ」が転がり込む。

福島県民は大きな声で言わないが、

原発を呼んだのは当時の政界と浜通り町村民」と

「今になって風評に苦しむのは会津・二本松・白河」

・・・に真っ二つだ。

原発が来てから浜通りは出稼ぎの必要が無くなったという。

なのに、大きく取り残されているのが二本松であり、

内陸の会津・白河だ。

しかも会津は観光資源も豊富なのに、

大きな発展を見込めず、現状維持に汲々とする状況。

美味しいラーメンだって下火になっている。

立法府は震災後の現場対応も重要だが、

行政府と共に根本原因を正さないといけないのでは??

長々と書いたが、寅パパが言いたいことは、

とにかく一旦「リセット〜総括」すべきだということだ。

全ての原発を止めて、国が廻るかどうかやってみれば良い。

大規模停電が危惧されるなら、

国がイニシアチブを取って試行するべきである。

マスコミはスタジオのライティングを控えればよい。

地下鉄も間引き運転を継続すればよい。

昼寝しているタクシーは帰庫させればよい。

総括原価方式などと「魔法」のような言葉を出すのなら、

過去を「総括」するべきだ。

寅パパ