寅次郎の喜怒哀楽    寅パパの多事争論 Ver.2

国際政治専攻の寅パパが、ん?と思ったら書いています!

あと11日

北京のオリンピックまであと11日だそうな。

先週の出張で感じたことだけど、韓国や日本の盛り上がりに比べて、圧倒的に中国自身の盛り上がりが強いということかなぁ。どうもイマイチ実感が湧かない。

そんな中、大学の先輩である富坂氏が中国ジャーナリストとしてコメントをされているが、実に冷静且つ大人な分析を述べられていて、自分も大きく頷きながら聞いていた。

中国は「社会主義国家」である。しかもメンツを重んじる国である。何が何でもオリンピックを成功に導くことは十中八九間違いない。でも、そのためにはありとあらゆる「手段」を用いることは当然であり、その結果、本当の中国からは全くもって想像し難い世界、所謂virtualな世界が生まれるのではないだろうか。

一方で、virtualな世界の陰で、圧倒的多数の中国人民が現実の世界で蠢いている。その現実の世界を抑えきれるとは思えず、そうなると危ないのは遠く離れた現実の世界ということになる。

さぁ、どんな世界が広がるのだろうか。オリンピック以外の映像に注目したい。

寅パパ