寅次郎の喜怒哀楽    寅パパの多事争論 Ver.2

国際政治専攻の寅パパが、ん?と思ったら書いています!

教職公務員

毎日暑いんだが、我が家は修理が完了したエアコンのおかげで快適なり。

さて今日は大分県の教職員採用に関する汚職事件について書きたい。寅パパの父上は立派な教職員だったから、尚のこと書きたい。

あぁ・・・実に情けない。そして実に悲しい。

金を積んでまで、地方では最良と言われる公務員に子供を上げたいという浅はかな親の考えは、一体どこから出てくるんだろうか。どこが良いのか・・・。しかも狙った職が教職公務員である事実は、同時に学校に通う子供とその親御さんの夢を潰していることになるのに・・・。

さらには今回の事件により、採用された一人の先生は教職を辞した。本人は全く知らなかったということは、親が子の夢を潰したことも厳然とした事実として残ることになる。悲しみの連鎖である。「ムラ」社会の悲しい実態が浮き彫りになっている形だ。

当初はデータが無く、不合格になった方の救済は難しいとしてきた教育委員会も、もうじき返還される県警の証拠品だったPCで、可能な限りの救済を進めることになるらしい。

そんな中、今日流れた教育委員会のコメントが実に不思議なり。

「PCが返還されてから厳正に分析したい」・・・だと。

あぁやだやだ。こんな人が教職の一端を担っているなんて。

おいおい、すでに証拠品で押収されたPCだが、それはPCという「ブツ」ではなく「電磁的記録」が押収されたんだぞ?それは地検が証拠品として裁判で開示するんだぞ?それを今更なにを分析するんだい?

40人はいるという。

大分県民の自浄努力を期待したい。依願退職はあり得ないのだから。

義務教育課程の生徒は「依願退学」できないのですよ。

寅パパ