寅次郎の喜怒哀楽    寅パパの多事争論 Ver.2

国際政治専攻の寅パパが、ん?と思ったら書いています!

建国61周年

明日は中国の建国記念日国慶節である。

新中国は建国61周年を迎える。

そのためなのか、今日の上海は秋晴れである。

上海はただでさへEXPOで大量の外地の人間が来ており、

その上、旅行客の移動も激しくなることは避けられず、

北京時間午後3時15分から大規模な交通管制が敷かれる。

一部地下鉄の出入り口封鎖、駅そのものの封鎖、

主要道路の封鎖、バスの路線変更など、

一か所に極度の集中を避ける目的で管制を実施するという。

「逆に混乱するんじゃないの?」

寅パパは心配になる。

当然のことながら、

寅パパが社長を務める現地法人のスタッフは、

「家に帰れるかわからない・・・」

「どうしたらよいのだ・・・」

などと、至極わざとらしい演技と共に、

やさしい寅パパからの「特別退勤命令」を望んでいる。

いいよ、いいよ(あきらめ)。

ボクが一人で留守番するよ。

明日の建国記念日を考慮して、

逮捕拘留されていた日本人3人が釈放となった。

だがまだ1名は拘留されたまま。

これは「様子見」のためだ。

関係改善のシグナルを送る中国が、

明日建国記念日を迎えるのだから、

国会のセンセイ達も、

もう少し穏やかな国会質疑ができないものかねぇ。

今回の尖閣問題は、

ハッキリしない民主党の外交姿勢を試す目的で、

ロシアと謀議の末に起こした行動じゃないかと思えてきた。

チョロっと漁船を出してみたら、予想外にキッチリ対応され、

挙句の果て逮捕拘留されて、アテが外れ慌てたのだろう。

慌てていたから1953年の人民日報も忘れたのだろう。

日本人を拘束してみたが反感を買い、

最近の人気資源レアアースを持ち出したが、

世界第三位ではその効果も威力もなかったということかなぁ。

ということは、次は北方領土ですね。

寅パパ