昨日のブログの続きね。
それほどラーメンが詳しくない寅パパだけど、
Visualを観て、一瞬で食べたいと思ったお店が「麺屋彩香」。
今まで行ったことも無い街でしたが、
ドライブがてらクルマで行ってみました。
美味しいラーメン屋があるとはとても思えない街の雰囲気。
初めて行った人は、お店を探すのも苦労するだろうなぁ。
店内はL字カウンターに座席が8席。
恐らく店主一人が真剣に切り盛りできる規模は、
この範囲だという素直な設定なんだろうと思った。
内壁はコンクリート打ちっぱなし、
でもカウンターと厨房はしっかりとした設備。
カウンター上に調味料は一切なし。
メニューはそれほど多くない。
これもまた好感が持てる。
味を追求すれば没頭するし、人間アレコレできるわけがない。
寅パパは「味玉醤油」をチョイス。
店主はスープの温度コントロールに極めて真剣。
一回に調理するのは最大3人分。妙に納得。
麺の茹で方も柔らかいタッチ。
そして出てきたのはこちら。
器は両手で持ってちょうどのサイズ。
店主が「お待たせしました」と言って、
両手で大事そうに出してくれたのは一番の評価。
「自信作を味わって欲しい」という気持ちが伝わる。
先ずスープ。
鶏油の香りが漂い、口に含むと芳醇な味わい。
ブレンドされた醤油はスープと混ざり合い、
塩分も控えめで、味わうほどにとても落ち着く。
麺は啜り易いほど良い太さ。
このラーメンも結局最後の一滴までスープをいただいた。
別に会話なんぞしないのだが、
寅パパの心からの「ごちそうさまでした」に対して、
真摯に「ありがとうございました」と言ってくれた店主。
満足した後の、最低限のキャッチボール。
とてもスゴイお店だと思いました。
今日はラーメン3連戦の最終日。
目黒の「山手らーめん」に行ってみます。
パスタを思わせる熟成麺を食してきます。
寅パパ。