「やっと書いた」
そう言った方が正しいだろう。
その内容は「ホットスポット」。
飯館、川俣。
原発から北西に線量の高い地域があることは、
誰の眼に見ても明らかだった。
事の発端はSPEEDIの結果を公表しなかった菅内閣の判断にあり、
それは明らかに「職務怠慢」と言わざるを得ない。
そして今週。
週刊誌が書いたこと(書いてしまったこと)で、
やおら無能無策な福島市が動き出した。
市内の幼稚園児、保育園児、小中学生すべてに線量計を配ること、
すべての教育施設の表土除染、
自治体のどなたがどの面下げて発表したのか、
今更ながらに偉そうに決断を誇示する始末。
さらには、
その事実を決して掘り下げようとせず、
極めて普通に報道する地元メディアも同罪である。
我が故郷は確実に崩壊へ向かっている。
線量計が広く行き渡り、
疑心暗鬼になった保護者がそこかしこで動くことで、
意図的に隠された事実が、
すべてのsituationで一気に白日の下に曝され、
多くの県民・市民は県外に脱出を試みる。
税収は絶たれ、さらに選挙民は居なくなる。
一度、全ての福島県民が、
県外に脱出してみることも一つの選択肢だと思う。
そうでもしないと、
行政は理解できないのである。
原発近くの宿泊施設も、
東電関係者の受け入れを拒否するがよい。
お堅い頭には、
物理的なショックを与えることも必要なのである。
寅ちゃんが心配である。
寅パパ