寅次郎の喜怒哀楽    寅パパの多事争論 Ver.2

国際政治専攻の寅パパが、ん?と思ったら書いています!

Hot Spot

今週の週刊現代週刊朝日

「やっと書いた」

そう言った方が正しいだろう。

その内容は「ホットスポット」。

飯館、川俣。

原発から北西に線量の高い地域があることは、

誰の眼に見ても明らかだった。

事の発端はSPEEDIの結果を公表しなかった菅内閣の判断にあり、

それは明らかに「職務怠慢」と言わざるを得ない。

そして今週。

週刊誌が書いたこと(書いてしまったこと)で、

やおら無能無策な福島市が動き出した。

市内の幼稚園児、保育園児、小中学生すべてに線量計を配ること、

すべての教育施設の表土除染、

自治体のどなたがどの面下げて発表したのか、

今更ながらに偉そうに決断を誇示する始末。

さらには、

その事実を決して掘り下げようとせず、

極めて普通に報道する地元メディアも同罪である。

我が故郷は確実に崩壊へ向かっている。

線量計が広く行き渡り、

疑心暗鬼になった保護者がそこかしこで動くことで、

意図的に隠された事実が、

すべてのsituationで一気に白日の下に曝され、

多くの県民・市民は県外に脱出を試みる。

税収は絶たれ、さらに選挙民は居なくなる。

一度、全ての福島県民が、

県外に脱出してみることも一つの選択肢だと思う。

そうでもしないと、

行政は理解できないのである。

原発近くの宿泊施設も、

東電関係者の受け入れを拒否するがよい。

お堅い頭には、

物理的なショックを与えることも必要なのである。

寅ちゃんが心配である。

寅パパ