今日、原発事故による自殺者に対する東電の賠償責任を認めた判決が福島地裁で出された。本当に良かったと思っている。
その上で、寅パパは書いておく。
今回の判決は第一審ではあるものの、実に、国民の基本的人権に寄り添い、且つ原発事故の大きな責任を認めた素晴らしい判決だと考える。大きく評価したい。
さらに言えば、東電側が自発的に持ち出した『個体の脆弱性』を主文に含めおいて下した判決だということは意義深い。ゆえに、東電は控訴に躊躇してるに違いない。
但し、本日以降の同様の訴訟提起には何らかの歯止めが必要であると寅パパは感じざるを得ない。
ならば、どうすべきか。
東電は控訴するしかない。そして、先々の他の事案も前提に、『誠意ある和解』を引き出す道を選ぶしかないだろう。
東電を生かすも地獄、潰すも地獄。
この一点を忘れてはならない。
寅パパ