寅次郎の喜怒哀楽    寅パパの多事争論 Ver.2

国際政治専攻の寅パパが、ん?と思ったら書いています!

未必の故意

寅パパです。動悸と発汗が再発してきていますが、一応元気にしています。

さてさて。

昨今クローズアップされている東名高速夫婦死亡事故。

事故を誘引した割り込み&高速道路上停車行為の運転手と、追突して6名を死傷させた大型貨物運転手が同じ『過失運転致死傷罪』というのは、全く理解できない。

高速道路上で車を停車させ、路上で言い争うような行為は、重大事故を引き起こす可能性が高いと予見できるものであり、未必の故意による殺人で立件しても良いくらいだ。最低でも危険運転致死傷罪での立件が相当と考える(さすれば、大型貨物運転手との責任の度合いを明確に分けられる)。なにより、裁判の前段階で、警察・検察が判断すべきではない。審理に委ねるべきである。

一方、大型貨物については、第三通行帯(追い越し車線)を走行していたこと自体にも問題があろう。

直ちに重大違反とは言えないが、夜間雨天という悪条件を前提にすれば、キープレフトの意識が大きく欠如していたと言える。プラス前方不注意。故に過失運転致死傷罪で十分だろう。

ついでに書いておくが、高速では、速度規制がかかると大型車両が待ってましたとばかりにゾロゾロ追い越し車線に出てくる傾向が顕著である。その理由は、例えば50〜70キロ速度規制の場合、速度90キロの大型でも普通車を追い越せるという勝手な解釈が存在するからである。

新東名のように第三通行帯の法定最高速度を110キロに引き上げ、大型貨物・トレーラーの走行レーンを第一&第二に限定することは大いに賛成である。

バスも含めて欲しいね(笑)

寅パパ