お疲れさまです。寅パパです。
あっという間に年を越しそうなほど、毎日早起きして忙しい毎日です(笑)
さてさて。
元農水事務次官の長男殺害事案に対する判決に、複雑な思いを抱いたので、一言書いておきます。
懲役6年の実刑。これが妥当なものと言えるのでしょうか…。
20年近く引きこもった被害者・長男が影響し、長女は苦難の道を歩んで自殺。母親は常に長男の暴言暴力に曝され鬱病に。
検察側は『被告は強い殺意を以て一方的に攻撃』と主張していますが、それは、被害者に30箇所以上の刺し傷があった一方、被告が無傷だったことを根拠の一つにしています。そこがしっくりきません。
『死人に口なし』ですから推測の域は出ませんが、長男は、『父親に殺されるなら本望だ』と考えていた可能性は完全に排除できません。また、殺害直後に被告人自ら警察へ通報していること、公判では公訴事実を認めていること、犯罪行為を認めて犯行を悔いていること、これらを踏まえて総合的に考えるならば、情状酌量の余地は十分にあると言えます。
もちろん、被告に長男の命を奪ってよいという権利などありません。だけど、76歳の被告に6年の懲役を科し、鬱病の妻から引き離すことが、果たして合理的理由を伴っている人間的な判断なのでしょうか…
弁護側には控訴を求めたいです。
寅パパ