寅次郎の喜怒哀楽    寅パパの多事争論 Ver.2

国際政治専攻の寅パパが、ん?と思ったら書いています!

飲んだら乗るな

今日もまた裁判の話でごめんあそばせ。記事カテゴリに『裁判』を作っちゃおうかな。
さて、今日の判決では注目すべき判断が下されました。それは酒酔い運転で事故を起こした人間の運転するクルマに同乗した者にも責任があるという内容(詳細は新聞で確認してね)。
つまり、酔った状態の連れがそのまま運転したらどうなってしまうか?そのくらい容易に予見できるのだから、同乗した(運転させた)ソイツにも責任があるという判断です。
同乗者の心身の状態なんかも裁判所がどう判断したか気になりますが、今日の考えはある程度納得できました。
寅パパが気になるのはその先。
さらに一歩踏み込んで考えれば、酒肴を供した『店』の責任は?ってこと。難しいですねぇ。
多くの場合、警察も弁護側も被告の行動を精査する。警察相手なら店のオーナーは警察に呼び出される。任意の事情聴取では、ほとんどのお店が『車でいらっしゃっているとは知りませんでした』である。
そうなると、酒肴を供することができる店舗は、自前の駐車場を用意しない方が懸命という選択肢が自ずと浮上します。
でも、クルマ社会の昨今、『てやんでぇ、駐車場が無けりゃあ、客なんか来るけぇ!』となる。
難しいですねぇ。そういう意味では、もっと判断基準が明確であるべきかもしれません。
そうなるとやっばり『飲んだら乗るな』でしょうか。個人の冷静且つ正しい判断に頼るしかないのでしょうね。

寅パパ