寅次郎の喜怒哀楽    寅パパの多事争論 Ver.2

国際政治専攻の寅パパが、ん?と思ったら書いています!

カウントダウン

先ほど新潟を中心に、広い範囲に亘って地震があった。 雨で地盤も緩んでいるから、土砂崩れなどの災害が懸念される。揺れの強かった地方の方々の無事を心から願っている。 我が家には地震警報システムなるツールが設置されている。それがこちらの写真。右上にはアンテナがありますが、小さな子機が1つあって、それは寝室に設置されています。 正式運用は10月1日からと聞いていたのだが、電源は入れっぱなしにしていた。それが今日、いきなり機械的な音声でカウントダウンをし始めたのでビックリした。 機 械:「地震です。地震です。注意してください。震度3。45秒前」 寅パパ:「ん?45秒前?試験かいな?」 機 械:「地震です。注意してください。30秒前」 まだ揺れも始まってないのに震度3だと知らされる。妙な気分に襲われる。半信半疑なのだ。 寅パパ:「本当かなぁ・・・座って待つことにしよう」 機 械:「地震です。10・・9・・8・・・」 寅パパ:「おいおい、揺れは本当に来るのかい?」 機 械:「・・・3・・・2・・・1」 グラグラ。 かくして地震は起こったのだ。カウントダウンも正確だ。 なにせ初めてなのでどうして良いか解らない。理解の出来ない行動ではあるが、ジッと座って待っていた寅パパは、頭上のランプを見つめていた。確かに揺れている。揺れの時間が長く、揺れるランプをジーっと見ていたら気持ちが悪くなった。 この機械の有り難味を初めて知ったことになる。 この機械は可能な限り地震到達時刻から遡って、震度と共に知らせてくれる。いざとなったら、火を消し、机の下に隠れることは出来るだろう。寅次郎とリリーも連れて外に逃げることも出来るだろう。 これからは、この機械が教えてくれたらすぐに対応したいと思う。そして何よりも各家庭に普及することを切に願う。 寅パパ