今日、日本相撲協会を解雇された若麒麟の親と尾車親方が武蔵川理事長に面会し、元力士若麒麟本人が養老金を辞退する旨の文書を手渡すニュースが日本放送協会で流された。
ふーん。
寅パパは「なんてことないじゃん。」と思いながら観ていた。
・・・とその時。画面に映ったものは・・・。
立派な理事長室で面会する3人。それだけなら普通である。
寅パパが指摘したい問題は、理事長の執務机の左袖(TV画面右)に幅10cm程度映し出された黒い革張りの小さな椅子のような物体である。
あれは確かに理事長の椅子と同じ革張り。つまりオットマンが執務机の脇にあるんじゃないか!
ということは、執務中はリラックスしてふんぞり返っているというわけだ。
そんな協会理事長が仕切る組織がどうして立ち直れようか。これは代々の理事長も同じであろう。
以前当ブログで「謝罪の会見時に大股を開いた椅子の座り方はあり得ない」ということを指摘したが、今回のオットマンの一件からも解るように、日本相撲協会は何から何まで一般常識ができていないのである。
あくまですべての力士に言えることではないのだが、多くの力士は若くして親元を離れ、「食べることも稽古のうち」などと言って、ロクな教育を受けずに育ってしまった人間が多過ぎるのである。その上、相撲研修所に至っては一般常識の講義が無いというから何をか況やである。
公益法人の資格など授られるわけがない。所管の文部科学省は、徹底的に入り込んで改革させるべきだと思う。総務省が日本郵政に立ち入る作用と全く同じである。
あのオットマンを見て、大きな違和感を覚えた人間がどれだけいるだろうか・・。
寅パパ