寅次郎の喜怒哀楽    寅パパの多事争論 Ver.2

国際政治専攻の寅パパが、ん?と思ったら書いています!

改革開放の結果

スキージャンプLHを観たいので朝早くから起きてます。

夏季五輪における中国の躍進は、

前回の北京五輪でハッキリしていますが、

最近はゴルフやテニスなどといった競技でも、

中国人選手の活躍が目立ってきています。

冬季オリンピックにおいてもまた然り。

フィギュアのペアであったり、

スキーのエアリアルであったり、

カーリング女子であったり、

こんな種目も?と思うところに中国の選手が出ています。

今回のオリンピック。

前半を終えて、中国は金2・銀1・銅1。

これは一重に改革開放の結果と言えるでしょう。

資材・道具を調達し、技術者を雇い、

金をつぎ込んで選手を育成する。

これまでの中国は体操や陸上など、

一般的な部分、

特に夏季五輪の基本競技では一定の投資をしていたが、

旧西側が先行する競技の中で、

特に冬季の競技に投資する余裕はなかった。

いや、余裕はあっても、冬季は二の次だった。

一定以上の情報が手に入るようになり、

一般人でも海外にある程度自由に行けるようになり、

その結果多くの競技を知るところとなった。

多くの中国人が冬の北海道を観光で訪れた。

白銀の世界、スキーやスノボーを楽しむ人々を見て、

恐らく「やってみたい」と思ったに違いない。

改革開放が叫ばれてから30年以上になる。

意外に早く中国人選手の活躍が見られたと言うべきか。

逆に考えれば、一度衰退した分野を立て直すためには、

相応の時間と金が必要になるということを意味します。

寅パパ