お疲れさまです。寅パパです。
会社復帰に向けて頑張っておりますが、強い動悸がたまに出て、ちと困っています。
さて。
神戸で、分裂した暴力団を巡って、拳銃を使用した抗争が勃発しました。一般市民に被害が出なかったことは不幸中の幸いだったと言えます。拳銃を発砲した行為が許し難い暴挙であることは言わずもがなです。
今日は別の角度から一言。
襲撃された側の行動。割って出た集団として、リスクマネジメント的にあまりにもお粗末と言わざるを得ません。
それはなにか。
第一に、組のトップを乗せたクルマを車列の先頭に曝していること。襲ってくださいと言ってるようなものです。
第二に、組のトップを背の高いミニバンに乗せていたこと。これじゃ、狙われやすいし、有事の際には、後続車両の子分も、前がどうなってるかすぐに理解できません。
第三に、防衛手段と車列の後進手順が決められていなかったこと。
こんな基本的なこともできないなんて。
少なくとも、車列で移動するなら、組トップの車両前に、パスファインダー(先導車)を仕立てるべきで、その先導こそ背の高いミニバンにすべきです。ミニバンならポリカの楯も収納できたわけですし。また、組トップが乗るクルマは、同一車両を2台用意するくらい当然です。それと、細い路地の出口付近で進路を妨害されることは容易に想定されるわけで、車列を組むなら近距離通信のインカムなどで各車両の意思疎通を確かなものにしておくべきでしたね。
リスクマネジメントって、徹底的に策を講じてもなお、足りないこともあるんですよ。
寅パパ